身近な人が亡くなると、残された側が遺産等の整理をする必要があります。故人との別れで辛い状態でも行わないといけないため、自分では難しいと感じる人もいるでしょう。自分では難しいときは、専門家に頼むのもいいかもしれません。相続したら今後の方針を考えよう。相続するものにはいろいろありますが、その中でも扱いが難しいのが土地かもしれません。手続きをしようとしても、何から始めればいいか分からないことが多いです。
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土地を相続する際にはどんな専門家に相談すればよいか迷うことが多いでしょう。税理士、弁護士、司法書士、どの専門スタッフが良いのか調べてみることが大切です。まずは税理士というイメージを頂いている方が多いでしょう。その通り、実際に税理士にしかこの申告は出来ません。ただし、税の申告は実際にはほとんどの人が関係ないと言われています。関係ないというのは、税を支払う必要も申告も必要ないということです。最低でも3600万円超の財産がないと税を支払う必要はありませんので、覚えておきましょう。
何事も「盗人を見て縄をなう」のでは遅すぎます。普段読書すらもしない性格の人が、いきなり理解が難しい法律書を何冊も紐解くのは難しいですからね。「法は家庭に入らず」という名言があります。介護、進学、就職、借金、結婚、出産含めてすべて、家庭内で厄介事が起きたら、家庭内で全部済ませてくださいという意味合いです。「遺品処理」の段階になってもいつまでもいちいちプロの手を借りることは避けたいものですね。「法は家庭に入らず」を踏まえた上での、田舎の土地相続の手続きについてです。