ぼちぼち土地の相続を学びましょか

2017年10月02日

土地の相続手続きの注意点とは何か

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被相続人の死亡によって、土地が遺産にあるときに注意すべき事項がありますので、確認しておきましょう。登記上の記載内容と実体が異なりますので、本来であれば、相続手続きとして名義人の変更をすることが望ましいのですが、法律上は義務ではありませんし、特別に期限がないので放置する方もいます。

しかし、不動産に関しては、権利関係を登記に明確に反映しておかないと、不利益を被る場合がありますので、財産と権利を自衛することを目的として、登記はすべきものと考えられます。土地の所有権を第三者に主張するためには、登記に権利関係が明記されていることが必要だからです。

一方、法定相続人が複数存在していて、争いが生じていないことを証明するために遺産分割協議を実施する必要があります。遺産分割協議書は、土地の登記申請書の添付書類となりますので、正当に実施されていることを証明するためには、弁護士に立ち会ってもらうのがベストなやり方です。

登記の申請は、相続理由とした登記名義人変更の登記申請書を法務局に提出します。滞りなく受理されるためには、不動産登記法に規定されている書式で、書かれていることが必要です。素人には難しい作業となりますので、通常は専門家である司法書士に申請代行を依頼するのが通常のやり方です。

費用を節約するために、申請人が自ら申請書を作成することに問題はありませんが、特別に知識がある方を除くと、時間と労力が無駄になってしましますので、法律の専門家に依頼するのが無難な選択です。